【睡眠コンサル執筆】マットレスの真ん中が凹むのは仕方ない?原因と対策は?

突然ですが、「マットレスの真ん中が凹むのは仕方ない?原因と対策は?」と困っていませんか?
  • マットレスはどうして凹むの?
  • マットレスが凹むとどんな問題があるの?
  • マットレスが凹まないようにする対策は?

これらの悩みを全て解決します!

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*当記事の腰痛の効果・改善するという意味は、適切な寝返りをできないことで発生する腰痛を対策することを意味します。ヘルニアの方などは必ず医療機関で見てもらいましょう。

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マットレスはどうして凹むの?

マットレスが凹むのは、寝ている人の重さが長時間に渡りマットレスに負荷を与えることが原因です。大抵の方は1日7~8時間睡眠を取るため、マットレスはその長い時間の間に人間の重さを支えていることになります。

特に凹みやすいのは体の凹凸部分です。仰向けに寝る場合は腰の部分、横向きに寝る場合は肩やお尻の部分が凹みやすくなります。また、寝返りによるマットレスへの負担も凹みの原因なります。

さらに、上記の原因に湿気という問題がプラスされるとマットレスはますます凹んでしまいます。手で押すと反発性を感じるマットレスは、水分を含むと柔軟性を失って凹みやすくなります。寝ている間にかく汗や部屋の湿気はそのままマットレスが吸いこんでしまうので、気づかぬうちに凹みの原因となるのです。

マットレスが凹むとどんな問題があるの


凹んだマットレスをそのまま使い続けると体に悪影響を及ぼします。マットレスの凹みを見慣れてしまうとつい放置してしまいますが、体にいいことは何もないということをしっかり把握して対策を施すようにしましょう。

腰痛の原因になる

凹んだマットレスに寝ると、凹みに沿って腰がくの字に曲がり負担がかかります。くの字の状態で毎日寝てしまうと腰を伸ばして眠ることができず、知らず知らずのうちに腰に大きな負荷がかかり、慢性的な腰痛を感じることがあるので注意が必要です。

凹んでいないマットレスには適度な柔軟性と体圧分散機能があるので、仰向けや横向きで寝ても寝姿勢に負担がかかりません。しかし、凹んでいるマットレスは体圧分散機能が低下しているため、体のどこかに負担がかかることになります。

マットレスを使用する一番の目的は体圧分散による体への負担軽減です。マニフレックス公式サイトでも下記のように体圧分散の重要性を説明していますので、この機会に再認識しておきましょう。

■体圧分散は身体にどのような(良い)影響を与えますか?

身体にかかる圧力を均等に分散するということは、どこか身体の一カ所に負担がかかったり圧迫されることがないので、自然な姿勢で身体を休めて、血流も促進されます。
必要以上の寝返りもなくなり、腰痛や肩凝り等の原因を取り除くことにもつながっていきます。

引用:マニフレックス公式サイト

肩こりや首の痛みの原因になる

凹んだマットレスに寝て体がくの字になると肩や首へも負担がかかり、肩こりや首の痛みの原因になります。慢性的な肩こりや原因不明の首の痛みに悩む方は、マットレスに原因がないか探ってみましょう。

凹んだマットレスに仰向けに寝た時、腰がくの字に沈むと肩と首をまっすぐに保つことができません。また、横向きに寝た時に腰が沈んでしまえば背骨から首の骨が曲がってしまいます。

さらに注意したいのは、凹んだマットレスと首に合わない枕をダブルで使ってしまうという問題です。マットレスにより腰が曲がってしまうのに、まくらにも問題があると首や肩にますます負担を与えてしまいます。この場合、マットレスが正常な状態ならば体をまっすぐ支えられますが、凹んでいれば体が波打ったような状態で寝ることになるのです。

不眠の原因になる

マットレスが凹んでいると寝姿勢が安定しないため、寝ている間に何度も寝返りを打って熟睡できなくなります。これにより眠りが浅くなって夜中に何度も起きたり、不眠を引き起こす可能性があります。

寝返りは1時間に2~3回程度が平均とされているため、7時間睡眠する場合は10~20回の寝返りをしていることになります。寝返りには体温調節、体勢調整、圧迫部の血行改善、布団の湿気解消、などの重要な役目があります。そのため、凹みないマットレスを使って適度に寝返りを打ちながら眠ることが体の健康へとつながります

参考までに、ASLEEP公式サイトによる寝返りの役割についての説明をご紹介します。

■寝返りの役割は?

寝返りは少ない方がいい、ということでもなく、個人に合った回数の寝返りが必要になります。それは寝返りの役割が大きく3つあるといわれているからです。

1つめは、レム睡眠とノンレム睡眠をスムーズに切り替え、眠りのリズムを整えているといわれているからです。レム睡眠とノンレム睡眠を切り替えるときに寝返りが必要なので、寝返りの回数が少ないということが必ずしもいいとはいえません。

2つめは、ふとんの中の空気の入れ替えです。眠っている間も体は発汗しますが、寝床内の温度が高くなってくると自然に寝返りをし、温度調整を行います。

3つめは、圧迫されている体の部分の血行を促します。自分で寝返りができない体の不自由な方は、体の向きを変えてもらうことにより、うっ血を防ぎます。寝返りは適度な回数必要ですが、回数が多いと、寝具が体に硬すぎて体に合っていない可能性があります。

一晩の寝返りの回数は個人によりばらつきがあり、一概に何回がいいとはいえませんが、寝返りには重要な役割があるようです。

引用:ASLEEP公式サイト

マットレスが凹まないようにする対策は?


マットレスの凹み対策は簡単なものばかりですが、意外に面倒と感じるためになかなか毎日実践できないという問題があります。しかし、対策を施さなければマットレスますます凹んでしまいます。まずは、できることから少しずつ実践するようにしましょう。

マットレスの向きをローテーションする

マットレスの凹みを改善するには、定期的に向きを入れ替えてローテションするのが一番良い方法です。体圧が一番かかる腰や肩などの部分をローテーションによって入れ替えると、部分に負荷がかからなくなるのでマットレスの凹みを防止すると共に長持ちさせることができます。

マットレスへの負担を軽減するには、それぞれのマットレスの厚みや素材に合ったタイミングでローテーションをすることが大切です。薄くて軽いマットレスは1週間おき、ある程度の厚みがあるマットレスは1ヶ月に1回、重くて大きなマットレスは3ヶ月に1回、の頻度で向きを替えてローテーションする習慣を付けるようにしましょう。

■マットレスのローテーションって?

定期的に(約3ヵ月に1度)、サイズにより、1人、または2人以上でマットレスを裏返したり、上下向きを変えたりしてください。マットレス・ボックススプリング全体を平均的に使うことが長持ちさせる秘訣です。

引用:シモンズ公式サイト

マットレスを干す・立てる

マットレスに湿気がこもると柔軟性が失われて凹みやすくなります。これを防ぐためにも、干せるマットレスはこまめに干すようにし、干せないマットレスは定期的に立てて湿気を取るようにしましょう。

1日7時間以上寝たマットレスは、人間の体から出る湿気や汗を吸い込んでいます。毎日干すことができればその日の湿気をその日のうちに解消できますが、干すことができなければ湿気はどんどんマットレスの内部にこもってしまいます。マットレスを手で押しても柔軟性がない、以前よりも重い、と感じる場合はなるべく早く湿気対策を行ってください。

その他の湿気対策として有効なのが、除湿シートや速乾性のあるシーツを使う方法です。これらのアイテムを使うとマットレスが湿気を吸い込むのを防ぐことができ、凹み対策になります。湿気はマットレスの黄ばみやカビの原因にもなるので、しっかり対策を行いましょう。

マットレスの上にベッドパットを敷く

マットレスに直接寝ると人間の体重が直接かかるので凹みの原因になりますが、ある程度厚みのあるベッドパッドを使用するとマットレスにかかる重さを軽減することができ凹み対策になります。但し、耐圧分散に優れたマットレスを使用する場合はベッドパットによって耐圧分散機能が低下することがあるので、必ずメーカーに確認してからベッドパットを敷いてください。

ベッドパットはマットレスの湿気や汚れを防止する目的で使用されますが、マットレスの劣化を防止する効果もあるのでぜひ使いたいアイテムです。厚みのあるベッドパットは寝心地が柔らかくなるので、マットレスが硬いと感じている方におすすめです。ニトリなどの低価格商品でも機能の優れたものがありますので、自分に合うものを使ってみましょう。

■寝心地調整タイプ

厚みのあるベッドパッド。スプリングの当たりが気になる場合などにベッドマットレスの上に重ねると、寝心地がやわらかくなります。素材は主に、ウレタンやラテックスなど。丸洗いはできないので、汗取りタイプとの併用をおすすめします。

引用:ニトリ公式サイト

凹みのないマットレスで快適な眠りを!


凹みのないマットレスは体をしっかり支えてくれるので、質の良い睡眠とすっきりした目覚めを与えてくれます。

「朝起きると体が痛くて眠った気がしない」と感じている方は、今すぐマットレスの凹みを確認して対策を施すようにしましょう。凹凸のないマットレスを保つことができれば、眠る瞬間と起きた瞬間が快適になるはずです。

 

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