突然ですが、「マットレスに付着した血液を綺麗に落とす方法は?」と困っていませんか?
- マットレスに付着した血液はどうすれば綺麗に落ちるの?
- 急な鼻血などでマットレスに血液が付着するのを防ぐ方法は?
- マットレスに付着した血液を落とす時の注意点は?
これらの悩みを全て解決します!
目次
マットレスに付着した血液はどうすれば綺麗に落ちるの?
鼻血などの急な出血でマットレスに血液が付着した場合は、シミがついてからどのくらいの時間が経過しているかによって落とし方が変わってきます。早速それぞれの方法を確認していきましょう。
マットレスに付着した直後の血液を落とす方法
付着したばかりの血液は水洗いだけで綺麗に落とせます。マットレスにカバーがついている場合はすぐに取り外して水洗いをしましょう。マットレスそのものに血液が付いてしまった場合は、以下の手順で血液を落としてください。
- 乾いたタオルで血液を吸い取るように拭き取る
- 別のタオルを水で濡らし、上から軽く叩いて汚れをタオルに移し取る
- 綺麗な乾いたタオルで薄まった血液のシミをさらに吸い取る
数時間経過した血液のシミを落とす方法・その1
ドラッグストアに売られているセスキ炭酸ソーダは、炭酸ナトリウムと重曹の複塩で皮脂や血液の汚れに強い性質を持ち、phは重曹の10倍もあるので血液のシミを落とすのに効果的です。
ある程度時間が経過してしまった血液のシミには、セスキ炭酸ソーダが効果を発揮してくれるので、急な出血のシミを防ぐためにも家に常備しておくと重宝します。セスキ炭酸ソーダを水に溶かしたスプレーを使ってシミを落とす方法をご紹介します。
- 100円ショップなどのスプレーボトルに水とセスキ炭酸ソーダを入れてよく溶かす
- マットレスのシミに1をスプレーし、乾いたタオルで浮いてきたシミを叩いて吸い取る
- 2を何度も綺麗になるまで繰り返す
セスキ炭酸ソーダスプレーを1本作っておくと、急な出血で洋服やタオルを汚した時にも使えてとても便利です。ドラッグストアに行った際にぜひ購入しておきましょう。
数時間経過した血液のシミを落とす方法・その2
セスキ炭酸ソーダが手に入らない場合は、冷蔵庫にある大根を使って血液のシミを落とすことができます。大根にはジアスターゼと呼ばれるタンパク質を分解する酵素が含まれており、数時間経過した血液のシミを落とすのに効果を発揮してくれます。家にあるもので手早くシミを落とすなら、大根を使ってみましょう
- 大根をおろしてタオルの中心にのせて包む
- 1で血液のシミの上を軽く叩いてタオルにシミを移していく
- ある程度綺麗になったら、濡れたタオルでシミの上を叩き最後に乾いたタオル拭く
数日経過した血液のシミを落とす方法・その1
付着してから数日経過して茶色く変色した血液のシミは、血液中のタンパク質が酸化して落ちにくい状態になっているので、このタンパク質を分解する必要があります。そこでまず試してみたいのがオキシドールを使う方法です。
- バケツなどにオキシドール、食塩、液体石鹸を入れてよく混ぜ合わせる
- 1がペースト状になったら、血液のシミの上に塗って乾くまで放置する
- しっかり乾いたら、乾いたタオルでシミの上を軽く叩いて汚れを吸い取る
オキシドールは怪我の消毒にも使えますし、水で薄めてスプレーを作っておくとシーツや衣類の黄ばみ取りとしても活用できます。1本購入しておくととても便利なのでおすすめです。
オキシドールは水濡れ不可の製品には使用できないため、マットレスに使用する場合は必ず説明書や洗濯表示を確認しましょう。「水洗いNG」となっている場合はこの方法ではない別の方法で落とすようにしてください。
また、オキシドールには脱色効果があるので、柄物や色物のマットレスに使用すると変色してしまう可能性があります。事前に目立たない部分にオキシドールを塗って色抜けや変色がないか確認してから使ってください。
数日経過した血液のシミを落とす方法・その2
上記の方法で落ちない場合は、酸素系漂白剤と粉末洗剤に重曹をプラスする方法を試してみましょう。酸素系漂白剤はマットレスに染み付いた血液の色素を分解し、粉末洗剤は酵素のパワーでタンパク質を分解します。ここにタンパク質分解能力と研磨剤の役目を持つ重曹を入れると、血液のシミ落としにとても効果的です。
- 容器に酸素系漂白剤と液体中性洗剤を入れてよく混ぜる
- 1を血液のシミの上にのせる
- シミが薄くなってきたら、水に溶かした重曹をタオルに浸して上から叩く
- 2と3を繰り返してシミを落としていく
この方法で数日前の血液のシミはかなり薄くなります。マットレスにカバーがついている場合は、最後に洗濯機で洗ってください。
但し、酸素系漂白剤や液体洗剤はマットレスの生地を痛めたり変色させる可能性があります。カバーが外せないタイプのマットレスにこの方法を試す場合は、自己責任で行うようにしてください。
急な鼻血などでマットレスに血液が付着するのを防ぐ方法は?
予期できない急な鼻血などがマットレスに付くのを防ぐには、下記の方法がおすすめです。
防水シーツを使う
シーツとマットレスの間に防水シーツを入れておくと、急に鼻血が出てもマットレスに付着するのを防ぐことができます。本来は赤ちゃんや高齢者のおねしょを防ぐための商品ですが、水分を通さない性質があるので鼻血や出血の対策として利用できます。
防水シーツはマットレスと同じサイズのものだけでなく、上半身から上だけに敷けるハーフサイズもあります。鼻血対策に使う場合は、ハーフサイズを上半身部分に敷けば良いでしょう。
バスタオルを使う
鼻血が出そうな気がするときは、応急処置としてバスタオルを上半身に敷いて寝るとマットレスへの付着を防げます。使わないバスタオルを2枚用意し、マットレスとシーツの間に1枚、シーツの上に1枚敷いて寝れば万全です。
バスタオルを敷いておけば、急に鼻血が出たときに拭くこともできるので、古いバスタオルを数枚枕元に用意しておきましょう。
枕元に濡れタオルを置いておいく
万が一マットレスに鼻血が付いてしまったら、すぐに濡れタオルで拭くとかなりの確立でシミを防ぐことができます。鼻血がいつ出るか不安な時には、洗面器に濡れタオルを入れて枕元に置いておくと良いでしょう。
鼻血がシーツを抜けてマットレスに染み込んでしまったら、すぐに濡れタオルで軽く叩いで血液を吸い取りましょう。ある程度血液のシミが取れたら、ご紹介した方法で綺麗に処置をしてください。
マットレスに付着した血液を落とす時の注意点は?
マットレスの血液ジミを落とす際には、以下の点に注意するようにしてください。
血液を落とすときは水かぬるま湯を使う
血液のシミを落とす前にまず理解しておきたいのは、血液を落とすときには水かぬるま湯を使うということです。血液にはタンパク質が含まれているので、お湯で洗うとタンパク質が凝固して落ちにくくなります。
血液が服やシーツに付いてしまうと、お湯で洗ったほうが落ちるような気がするものですが、実はこの行為がシミを残すことにつながるので注意してください。
血液を落とすときは水か30度前後のぬるま湯を使うことが鉄則です。上記にご紹介したいずれの方法で落とす場合にも必ず守るようにしましょう。
血液を落とす前にマットレスの洗濯表示を確認する
血液のシミを落とす色々な方法をご紹介しましたが、これらを試す前には必ずマットレスの洗濯表示を確認するか、メーカーに確認してください。マットレスの中には水洗いがNGなものや洗剤が使えないものがありますので、無理にシミを落とそうとするとマットレスを痛めてしまいます。
カバーが外せるタイプのマットレスは、洗濯表示に従って汚れを落としましょう。カバーがないものや外せないものは、素材を傷めないためにも洗濯表示を確認して可能な範囲でシミを落とすようにしてください。
A・マットレス本体が汚れた場合はどうすればいいですか?
Q・水で濡らした布をかたく絞って、たたくように汚れを落としてください。その後陰干しを十分にしてください。洗剤は素材を傷める可能性がありますので、使用しないでください。
なんとかして血液のシミを落とす場合は自己責任で
「マットレスの洗濯表示では水も洗剤もNGだけど、どうしても血液のシミを落としたいから漂白洗剤と水で落としてみる」このような場合は、必ず自己責任でシミ落としをするようにしてください。
洗濯表示を守らないと、シミを落とせても生地が毛羽立ったり、シミが薄く広がったりすることがあります。それでも良いと判断できる場合に自己責任でシミを落とすようにしてください。
ワイドハイター・用途・使い方・使用上の注意など
使えるもの 水洗いできる白物、色物、柄物のせんい製品
(木綿、麻、化学せんい、毛、絹)
※下のマークがついていることを確認する。
使えないもの ●水洗いできないもの
(下の絵表示のついたもの)
●金属製の付属品
(ファスナー、ボタン、ホック等の留具)がついた衣料
●含金属染料で染めたもの
●変色するもの(<試し方>を参照)★せんい自体が変質して黄ばんだものは、漂白剤でも元にもどらない。試し方 目立たない部分に原液をしみこませ、すぐに洗剤液をつけて5分程度で変色するものや、白布をあて、たたいて色が移るものには使わない。 引用:花王公式サイト
嫌な血液ジミとサヨナラしよう!
大事なマットレスに血液が付いてしまうと大ショックです。毎日寝るのも嫌な気分になり、遊びに来た友人などに見られれば恥ずかしくてい仕方ありません。こんな思いをしているなら、今すぐマットレスの血液ジミを落とす方法を試してみましょう。落ちないと思っていたシミが綺麗になれば、鼻血が出るのを心配することなくぐっすり眠れます。
コメントを残す