【睡眠コンサル執筆】敷布団にはローテーションが必要?やり方と期間は?

「敷布団にはローテーションが必要?やり方と期間は?」と思ってませんか?
毎日寝ている敷布団の寝心地が悪く腰に痛みを感じると、いつも同じ向きで使っているからかな?と思うものです。

しかし、敷布団をローテーションしたほうが良いのかが分からず悩みますよね。しかも、間違ったやり方や期間でローテーションすればますます腰が痛くなるかもと考えてしまうと何もできません。

それならば、敷布団にローテーションが必要かどうかが分かり、必要ならば具体的なやり方と期間が知ればいいんです。敷布団に対する不安や疑問が解消すれば、腰を楽にしてゆっくり眠ることができます。

自分が心地よく眠るためには、敷布団の状態を整えることが重要です。その方法を知ることによって、質の良い睡眠を取れるようになります。

この記事では

  • 敷布団にはローテーションが必要か?
  • 具体的なローテーションの方法
  • ローテーションを行う期間
  • ローテーションをしても寝心地が悪い場合の対処方法
など、気になることを1つ1つくわしくご紹介します。

寝心地の良い敷布団で寝れば、腰に負担をかけずに体を休めることができるので、毎日ハツラツと過ごせますよ!

スポーツ選手や管理人も使っている腰痛対策の敷布団
フワッフワッで雲の上で寝ているような気持ち良さを実感できます。敷布団やマットレスとして両方使えます。万が一、あわなければ、使った後でも返金保証があるのが特徴、使用後の返金保証は基本どの会社もありません。

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*当記事の腰痛の効果・改善するという意味は、適切な寝返りをできないことで発生する腰痛を対策することを意味します。ヘルニアの方などは必ず医療機関で見てもらいましょう。

某大手敷布団を19,000枚販売し、睡眠と腰痛に悩む方は多いと痛感!そこで一般社団法人 日本能力教育促進協会「睡眠コンサルタント」を取得し、睡眠と腰痛に悩む方へアドバイスを行っています。

敷布団にはローテーションが必要か?

敷布団は定期的にローテーションをすることをおすすめします。なぜなら、いつも同じ向きで使用していると、一部分にだけ体重がかかってヘタリやすくなり、寝姿勢が保てずに肩こりや腰痛を引き起こすことがあるためです。

使い始めの頃は適度な硬さと弾力があった敷布団も、毎日の使用により中綿が圧縮されて寝心地が悪くなってきます。特に体圧がかかりやすい腰の部分は凹みやすいので、ローテーションで凹みを防ぐようにしましょう。

楽天市場で布団を販売している布団の玉手箱でも敷布団のローテーションを推奨しています。敷布団の中央をこれ以上凹ませないためにも、ローテーションの重要性を認識しておきましょう。

引用:布団の玉手箱
敷布団の上下、表裏を日によって敷き方を替えましょう。
布団は同じ人が敷布団の同じ部分で寝ることが多いので、どうしてもへたりやすい部分がでてきます。
敷き方を変えましょう 特に背中からおしりの部分にかけてへたり易いので、腰痛の原因にもなる可能性もある為できるだけさけたいもの。
そこで、敷布団の頭の部分と足元の部分を日によって替えてみたり、表裏反対に敷いたりすることで、へたる部分の偏りを防げます。

具体的なローテーションの方法


敷布団のローテーション方法は、裏表と上下を入れ替えるだけなのでとても簡単です。大抵の敷布団は中の素材が綿なので、この方法でローテーションしてください。

特殊な素材や厚みがある敷布団については、ローテーション方法が異なる場合があるので、メーカーに問い合わせると良いでしょう。

ついローテーションするのを忘れてしまう方は、敷布団を干した時にローテーションする癖をつけるようにすると忘れることがありません。敷布団を干す時にどちら側を表や上にしたかわかるように、クリップなどで目印を付けておきましょう。

ローテーションを行う期間

敷布団をローテーションする期間に決まりはないので、自分で敷布団を見て凹みを感じたときに上下や裏表を入れ替えてください。

敷布団の中綿は水分を吸った状態で重みがかかると凹みやすくなります。この為、敷布団が吸い込む人間の汗や部屋の湿気なども凹みの原因になります。汗をかきやすい時期や湿気の多い季節はいつもより敷布団が凹みやすくなるので、こまめにローテーションをしましょう。

また、体重が重い方は敷布団の中央が凹みやすいので、ローテーションを頻繁に行ってください。敷布団のローテーションは、その時の敷布団の状況をよく見て自分で判断しながら行うようにしてください。

ローテーションをしても寝心地が悪い場合の対処方法

敷布団をローテーションしても寝心地が悪い場合は、中綿がかなりへたって戻りにくくなっている可能性があるので、中綿に弾力を取り戻す方法を試してみましょう。

この方法は布団に綿が使われている場合に有効ですので、その他の素材については手入れ方法を説明書で確認してください。

対処方法は以下の4つです。

対処方法①夜の間に布団を干して朝になったら天日に干す

圧縮されて弾力を失った敷布団の中綿は、水分を含ませて蒸発させると元に戻ることがあります。しかし、敷布団にたっぷり水分を含ませてしまうとなかなか乾きません。そこで試してみたいのが夜に布団干して夜露を吸い込ませてから天日に干す方法です。

夜露を適度に吸い込んだ敷布団は、洗って脱水したのと同じ状態になります。夜露を利用すれば敷布団がびしょびしょになって重くなることもありません。適度に湿った敷布団を天日に干せば、綿がふっくらと蘇ってくるというわけです。

但し、この方法を試す場合は週間予報を確認し、翌日とその翌日の天気が晴れであることを確認しましょう。夜露を含んだ敷布団は1日で乾かないこともあるので、2日間連続で干すことを想定しておいてください。

また、一晩干して乾かしても効果がない場合は、2~3日連続してこの方法を試してみてください。中綿に水分を含ませて蒸発させるのを複数回繰り返すと、へたりがかなり改善される可能性があります。下記の動画を参考にし、1週間連続で晴れの予報が出ているときに試してみると良いでしょう。


対処方法②敷布団をコインランドリーで丸洗いする

コインランドリーにある布団用の超大型洗濯乾燥機を使って敷布団を丸洗いすると、へたった敷布団の中綿が元に戻ることがあります。ローテーションをしても干しても凹みが戻らない場合は、コインランドリーを利用してみましょう。

布団丸洗いの費用相場は以下の通りです

布団丸洗いの費用相場
■シングル敷布団⇒1000円前後~

■ダブル敷布団⇒2000円前後~

敷布団を洗うと重くて持ち上げられなくなるので、自宅で洗って干すのは避けたほうが無難です。コインランドリーの洗濯乾燥機はボタン一つで敷布団を洗って乾燥し、ふかふかに仕上げてくれるのでとても便利です。下記の動画を見るとイメージがわきますので、参考にしてください。

注意
但し、コインランドリーを使用する場合は、敷布団の洗濯表示をよく確認してください。洗えない敷布団を無理に洗濯してしまうと、元に戻るどころか使えなくなってしまうこともあるので注意しましょう。

対処方法③布団クリーニング業者に洗濯と乾燥を依頼する

布団クリーニング業者では布団専用の洗濯機で敷布団の丸洗いと乾燥をしてふかふかの状態に仕上げてくれます。高齢者や小さなお子さんがいる方でコインランドリーを利用できない場合は、業者への依頼を検討してみましょう。

布団クリーニングの費用相場は以下の通りです。

布団クリーニングの費用相場
■シングル敷布団⇒5,000円~7,000円

■ダブル敷布団⇒10,000円前後

布団のクリーニングは敷布団を買い換えるより安く済み、中綿が綺麗になるのでおすすめです。

布団クリーニング業者のふとんリネットでは、敷布団をふんわり気持ちの良い状態に復活させてくれます。同じような業者は全国に存在しますので、インターネットで「布団 クリーニング」と検索して近隣に業者があるか探してみましょう。

引用:ふとんリネット公式サイト
まるで新品みたいにふっくらふわふわ生き返る!
汚れと一緒に繁殖してしまった雑菌も一緒に洗い流します。
乾燥の工程で中綿も殺菌。 仕上げでは、固くなった中綿を柔らかくほぐし、綿ゴミなどの細かいほこりを除去。 弾力性や保温力は回復し、ふとんが生き返ります。

対処方法④布団屋に中綿の打ち直しを依頼する

布団屋では敷布団の中綿を全て取り出してほぐし、ゴミやホコリを取り除く打ち直しという作業によりへたった敷布団をふかふかに整えてくれます。中綿がかなりヘタっている場合は、打ち直しの工程で綿を追加することも可能です。

敷布団の打ち直し費用相場は以下の通りです。

敷布団の打ち直し費用相場
■敷布団の打ち直し費用⇒10,00円前後

■敷布団打ち直し+綿の追加⇒13,00円前後

寝心地が悪いまま敷布団を使用していると腰や肩に影響が出ますので、買い替えを考えていない場合は打ち直しを検討してみるのも良いでしょう。

布団を販売する金澤屋では、敷布団がまだ使える状態かを確認した上で打ち直しをしてくれます。打ち直しの工程も画像付きで詳しく説明しているので参考にしてください。

引用:金澤屋
打ち直しで生まれ変わる
化学繊維や羊毛、ウレタンなど、様々な繊維や素材の寝具が増える中、まだまだお使いの方が多い「綿布団」。メンテナンス次第で長く使えるのも理由の1つでしょうか。普段のお手入れはもちろんですが、打ち直し(打ち返しとも)をすることで綿布団は生まれ変わります。

金澤屋では打ち直しを承る際、布団としてまだ使えるかどうかを目で見て触ってしっかり確認します。必要な場合は化繊のわたを足して軽くし、へたりにくくすることも可能です。寝具としてはもうお使い頂くことができない綿わたでも、座布団などに仕立て直すこともできます。

敷布団をローテーションして心地よい眠りを!


普段何気なく使っている敷布団は重い体重を支えて日々弱っていきます。このことに気づいたなら、こまめにローテーションをして敷布団を大切する心がけをしていきましょう。

敷布団をこまめにローテーションし、定期的に干すようにすれば毎日快適に使えます。また、へたって戻りにくくなった場合の対処方法を知っておけば、敷布団を長く使うことができるのです。快適な眠りのためにも、できることから始めていきましょう。

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