畳に敷けて、腰痛も対策できる敷布団!4選!

突然ですが、朝起きるとよく腰痛に悩まされていませんか?

少しでも腰痛が改善できるなら、敷布団を買い換えたい。あなたはそうお考えではないでしょうか?

敷布団メーカーは沢山ありますし、値段もバラバラで何を購入する判断基準にしていいか難しいと思います。

そこで、敷布団を買い換える平均値段「5万円以下の敷布団」、「畳に敷くことが可能で、腰痛改善に効果が期待できる敷布団」を基準におすすめの腰痛改善敷布団を選びました!
さらに、敷布団売り場で10分で試せる「自分の身体に合っている敷布団の確認方法」も掲載しています。

この記事では

  • 腰痛を改善するには「寝返りの回数」が重要ってホント?
  • 畳に敷けて腰痛改善に期待が持てる! おすすめ敷布団4選!
  • カンタン!10分で判断できる、自分に合った敷布団の確認方法は?
をご紹介します。毎日を快適に過ごすために、畳に敷ける敷布団の買い替えや選び方のお役に立てれば幸いです。

腰痛を改善するには「寝返りの回数」が重要ってホント?

本当です。「寝返り」をうてないと、自分の体重によって腰や背中が圧迫され、腰痛の原因になります。特に腰へかかる負担は全体重の44%になり、成人に必要な睡眠時間は約7~9時間と言われていますので、この間体重がずっと腰へ負担をかけ続けていたらギックリ腰や椎間板ヘルニアになってしまいます。

腰痛がない一般の人の一晩で寝返りをうつ回数は20回、腰痛がある人は10回以下という結果が出ています。以下の引用は、CBCテレビ「ゲンキの時間」で放映されました「腰痛がある人・ない人の寝返りの回数」を検証した結果です。

朝、腰が痛くなるということはその前、つまり寝ている間に原因があるということになります。中でもポイントとなるのが寝返りの回数。腰痛のない人の一般的な寝返りの回数は、平均で一晩20回以上というデータがありますが、今回の腰痛持ちのゲンキチャレンジャー達の寝返りの回数は10回以下という結果になりました。

寝ている時、腰には体重の4割の重さがかかります。そのため寝返りを打たないと腰周りの血管がつぶされて血流が低下し、酸欠状態になります。すると筋肉の繊維から痛みの炎症物質が大量にでて、これが腰痛を引き起こす原因となります。
さらに土日の休みを身体を動かさずにゆっくり過ごす人は、同じ姿勢でいることが多いため、急に動き出す月曜日の朝腰痛を発症してしまうのです。
【引用】健康カプセル!ゲンキの時間「腰痛」

この検証結果にもある通り、「寝返り」がうてるか・うてないのかが「腰痛」には重要だと分かります。

寝返りが「多いか・少ないか」で「高反発・低反発」が合うかがわかります

寝返りが「多いか・少ないか」で、自分が「高反発敷布団がいいのか」、「低反発敷布団がいいのか」敷布団を選ぶ参考にします。
自分の寝返りの回数を確かめることは無意識のうちに行われている事なので、夜寝室にカメラをセットしない限り難しいことです。

ですが、寝た時と起きた時の身体の位置を確認することで、寝返りしていたかどうかを確かめることができます。

寝た時と起きた時の身体の位置が同じ方

寝返りが少ない人の特徴として「寝た時と起きた時の身体の位置」が上げられます。寝返りが少ない方は「低反発 敷布団」をオススメします。
低反発の良いところは、「身体にフィット」する性質です。寝返りが少ないという方は、姿勢を変えなくても身体にフィットし体圧分散されるため、腰痛が改善する可能性があります。

寝た時と起きた時の体の向きが違う方

寝返りが多い方の特徴として、「寝た時と起きた時の体の向きが違う」が上げられます。これが当てはまる方は「高反発マットレス」をオススメします。
高反発の良いところは、「寝返りがうちやすい」ことです。高反発なので、身体が沈み込むことがなく均等に体圧分散ができ、自然に寝返りが打てるので、腰痛が改善する可能性があります。

畳に敷けて腰痛改善に期待が持てる! おすすめ敷布団4選!


数ある有名敷布団メーカー、「モットン」「雲のやすらぎ」「マニフレックス」「西川エアー」「ボナノッテ」「エアウィーヴ」「シモンズ」「トゥルースリーパー」「フランスベッド」「ニトリ」「テンピュール」「無印良品」「IKEA」13社を抜粋し、さらに5つのポイントを重点におき、おすすめを選びました!

ポイント①金額は5万円以下の敷布団か?
マイナビニュースを参考に、購入予算金額を5万円以内に設定しました。

「寝具(ベッド、マットレス、敷・掛布団など一式)に総額どの程度お金を掛けていますか?」と聞いたところ、寝具購入総額の平均は5万1,726円に。
【引用】:「寝具平均購入価格は5万円」マイナビニュース

ポイント②敷布団の厚みがあるか?
5cm以下は、体重により敷布団が沈んでしまうため、「腰が底について沈んでしまい寝返りの妨げ」や「冷気で床が冷たくなり底冷えし腰が冷える」ためはぶきました。
ポイント③お試し期間があるか?
新しい敷布団と身体がなじむまでに、2か月ほどかかるためです。買ったのに合わない布団で寝てしまうと腰痛の原因になってしまいます。
ポイント④体圧分散ができているか?
腰痛布団を選ぶ基準は、体圧分散ができているかです。寝ている間にしっかり腰を支えられる布団が重要になります。
ポイント⑤敷布団の3つ折り・2つ折りは可能か?収納できるか?
畳は吸湿性・保温性に優れた、日本の伝統的な床材です。ですが、敷布団を引きっぱなしにすると、敷布団と畳の間に湿気が溜まり、放出されないままになるのでカビの原因になります。こうならないためにもたためるか、押入に収納ができるかは重要なポイントになります。

上記のポイントをクリアした敷布団は、13社中4社の敷布団になりました!

  • 雲のやすらぎ
  • モットン
  • ボナノッテ「高反発マットレス(敷布団タイプ)」
  • ニトリ「点で支える体圧分散敷ふとん」

各敷布団の「腰痛改善に期待できるポイント」と「デメリット」を合わせて掲載しましたので、選ぶ基準にしてください。

畳に敷ける、4種類のおすすめ敷布団一覧

1.雲のやすらぎ


こんな人におすすめです
  • 体格が良い・筋肉質の方
  • 冷え性の方
  • アレルギー持ちの方
「雲のやすらぎ」の腰痛改善に期待できるポイント
ポイント①4社の中でトップクラスの布団の厚み!
雲のやすらぎの厚みは、4社の中で一番厚い「17cm」です。畳やフローリングに敷いても、底つきすることがありません。
また、春夏・秋冬で両面を使える仕様になっており、春夏は涼しく快適に住むることができますし、秋冬は最適な温かさを保つことができるので、畳やフローリングからの冷気で腰を冷やすことがありません。
ポイント②寝具業界最長水準の「100日」のお試し期間!
雲のやすらぎは実店舗がない代わりに、なんと自宅で「100日間」試すことができます。新しい布団に身体がなじむまで2か月と言われていますので、実際に2か月寝てみてダメなら返品することができます。
雲のやすらぎのデメリット
デメリット①敷布団が重たい
シングルで6.7kgあります。小柄な女性や年配の女性が布団をたたんで、押し入れに入れるために持ち上げることは難しいと思います。対策としては、たたまずに横に立てかけることです。これならば、女性にでも簡単にできます。
デメリット②布団をたたむことができない
17cmの厚さと中に入っている高反発スプリングマットが入っている為、敷布団を3つ折りにすることは一苦労です。なんとかたたむことはできると思いますが、1人では難しいかもしれません。
総合評価
寝具業界1位の厚さや、春夏・秋冬で布団をひっくりかえせばオールシーズン使えるのが良いポイントです。また、100日間のお試し期間もあるのが嬉しいです。ただし、布団を押し入れにしまおうとすると折り曲げるのが難しいです。

雲のやすらぎを使用した方のリアルな口コミも購入の参考にしてください♪

【使用確認済み!】本当に使っている4人に聞いた「雲のやすらぎ」の口コミと評判

2.モットン

モットン

こんな人におすすめです
  • 長時間イスに座ることができない方
  • 腰痛で夜中に目が覚めてしまう方
  • 立ち上がる時や前にかがむ時に腰をかばってしまう方
「モットン」の腰痛改善に期待できるポイント
ポイント①敷布団の厚さ
モットンの敷布団の厚さは、メーカー4社の中で2番目の厚さ10cmです。この位高さがあれば、体重での底つき・底冷えすることがありません。
ポイント②お試し期間が90日間
モットンは実店舗がありませんが、自宅で90日間実際に寝て試せることができます。新しい布団に身体がなじむまで、2か月と言われています。2か月以上お試しができますので、合わなければ返品・返金ができます。
ポイント③自分に合った布団の硬さを選べる
~45kgまで100N(※ニュートン)、46kg~80kgまで140N、80kg~の方は170Nと硬さを3種類選ぶことができます。体重によって布団の硬さを決められるのはモットンだけです。自分に合う布団は、硬すぎても柔らかすぎても腰痛の原因となってしまいます。

※N(ニュートン)とはウレタンフォームの硬さを示す単位のことです。

モットンのデメリット
デメリット①重い
シングルサイズでは7.5kgあります。布団を押し入れに上げ下げするとなると厳しそうです。
デメリット②1人で畳むのに時間がかかる
高反発マットレスですので、きれいに三つ折りになってくれません。体重を押し上げる程の反発力ですから、1人で布団をしまうのには時間がかかりそうです。ご家族で和室を寝室にしているなら、朝の運動がてらみなさんで布団を片づける習慣にしても良いかもしれません。
総合評価
自分の体重によって「敷布団の硬さが選べる」ことが一番のポイントです。モットンは体重によって3種類選ぶことができますので、腰痛改善に期待が持てます。90日間のお試し期間もありますので自分に合っているかどうか十分に検証することが可能です。ですが、和室の敷布団をいざ片づけるとなると手間がかかりそうです。

モットンを使用した方のリアルな口コミも購入の参考にしてください♪

【使用確認済み!】本当に使っている5人に聞いた「モットン」の口コミと評判

3.ボナノッテ 敷布団タイプ


引用元:ボナノッテ 公式サイト

こんな人におすすめです
  • 布団が暑くて何度も目が覚めてしまう方
  • 汗をかきやすい方
  • 腰だけではなく、身体のあちこちが痛い方
「ボナノッテ」の腰痛改善に期待できるポイント
ポイント①割と低価格で購入できる
敷布団タイプのシングルサイズ料金は32,184円です。取り扱いのあるイトーヨカドー系列のネット通販「オムニ7」だと24,800円で安く購入が可能です!(※2018年1月現在)価格を安く抑えたい方はネット通販で購入することをおすすめします。
ポイント②高い通気性
ウレタンフォームは高密度すぎると、ウレタンに熱がこもってしまい寝苦しくなります。ボナノッテに使用されている高反発ウレタンフォーム「ファインセル」は、多重質構造になっており、中にこもった湿気や汗を拡散してくれる効果があります。
ポイント③実店舗で試せる
ボナノッテの敷布団タイプは、※OEM商品といい、東京西川がイトーヨーカドーの依頼で製品を作ったものです。ですので、寝具を扱っているイトーヨーカドーなら全国で展示・販売されています。購入前に試せることは嬉しいです。

※OEM商品とは…

OEM(オーイーエム、英: original equipment manufacturer)とは他社ブランドの製品を製造すること、またはその企業である。日本語では「相手先(委託者)ブランド名製造」、「納入先(委託者)商標による受託製造」などと訳される。OEMは家電や食品、自動車メーカーなど様々な業種で利用されている。販売ブランドが流通業の場合はプライベートブランド(PB)と呼ばれることが多い。
引用:ウィキペディア

ポイント④3つ折りで片づけラクラク
折り目がついているので、すぐに畳めるのがいいところです。押し入れにも難なく入れることができます。また、夏場に汗をかいたなと感じたら、敷布団をくの字にして立てかけておくことも可能で手入れがしやすいです。
ボナノッテ「敷布団タイプ」のデメリット
デメリット①通気性が良すぎて、冬は腰痛を悪化させてしまう可能性
温かい空気は上に行きます。2階に畳やフローリングの寝室がある方は良いのですが、1階に寝室がある方で腰痛がある方は、秋冬は通気性が良すぎて、腰痛を悪化させてしまう可能性があります。
デメリット②高反発の中でも柔らかい122N(ニュートン)
口コミで見られたのが「自分で思っていたよりも柔らかい」との意見がありました。購入予定の方は必ず店舗で硬さを確かめてから購入するようにしてください。
総合評価
価格・通気性・収納と申し分ない敷布団です。高反発ではありますが、ニュートンがすこし柔らかめなので、体重がある方や筋肉質な方は腰が沈んでしまう可能性があります。

ボナノッテ「敷布団タイプ」を使用した方のリアルな口コミも購入の参考にしてください♪

【使用確認済み!】本当に使っている人に聞いた東京西川 ボナノッテ・敷布団タイプの口コミと評判

4.ニトリ「点で支える体圧分散敷ふとん」

ニトリ点で支える敷布団
引用:ニトリ「点で支える体圧分散敷ふとん シングル」

こんな人におすすめです
  • 費用を抑えて、腰痛に効果が期待できる敷布団が欲しい方
  • 硬い寝心地が好きな方
  • 片づけやすい敷布団を探している方
ニトリ「点で支える体圧分散敷ふとん」の腰痛改善に期待できるポイント
ポイント①ダントツの低価格
他の3社に比べると、2万円以下で購入することができます。口コミでは、高級な西川Airやエアウィーヴと変わらないのではないかという意見も見られました。小さいお子さんがいるご家庭や粗相のしやすいペットがいるご家庭ならすぐに買い替えができて良いかもしれません。
ポイント②実店舗で試せる
ほぼ全国規模になったニトリ店舗で試すことができます。硬さや自分に合うかどうか試してみましょう。
ポイント③3つ折りでラクラク収納
最初から3つ折りになっていますので、出すのも片づけるのも簡単にできます。汗をかいたら、敷布団自体が自立する事が可能なので、くの字にして立てかけておくことが可能です。
ポイント④高反発のウレタンフォームが程よい硬さ
このウレタンフォームのN(ニュートン)は268です。数値だけ見るとかなり硬いですが、点部分が硬く体圧分散をしてくれます。
ニトリ「点で支える体圧分散敷ふとん」のデメリット
デメリット①ウレタンフォームの臭いがきつい
ウレタンフォームの寝具を購入した時の科学的なにおいがしばらくは続くようです。しばらくすれば収まるようです。対策としては、使用する前に少し風通しのよい場所に置いておくと良いです。
デメリット②シングルサイズしかない
背の大きい方や、体格の良い方だとシングルサイズは小さいかもしれません。残念ながら今のところ、シングルサイズしか発売されていません。
総合評価
ボナノッテと同じで、価格・収納に関しては申し分ない敷布団です。体圧分散とうたっているので、腰痛効果にも期待が持てます。ですが、サイズ展開がシングルサイズのみ・ウレタンフォームのにおいがきついなど価格相応なのかな…という評価です。

ニトリ「点で支える体圧分散敷ふとん」を使用した方のリアルな口コミも購入の参考にしてください♪

【使用確認済み!】本当に使っている人に聞いたニトリ「点で支える体圧分散敷ふとん」の口コミと評判

カンタン!10分で判断できる、自分に合った敷布団の確認方法は?

自分に合った敷布団は、自分で必ず寝て確かめてください!ですが、店舗にあるサンプルで何時間も寝る訳にはいきません。
そこで、短い時間ですぐにでも自分に合った布団かどうかを見極めるカンタンな確認の仕方をご紹介します♪

それは、朝日放送で放映していた人気番組「たけしの家庭の医学」で 2015年6月2日に紹介されていた確認方法です。

【写真】または【動画があればなお良し】

  1. 自分の寝具にあお向けになり、ひざを立てて寝ます
  2. 自分の両腕を鎖骨のあたりにつけるように交差させます
  3. ひざを立て両腕を交差させたまま、左右に2回ずつ寝返りをうちます
  4. 寝返りをうった時に、肩と腰が一緒に転がるかどうか確認します。

特に4番目が重要なポイントです。
寝返りをうった時に肩と腰が一緒に転がらなかった場合、その敷布団はあなたには合わない敷布団だと判断ができます。自分にあった敷布団は、寝返りをうつと力を入れずに自然と方と腰が一緒に動くはずです。

自分にとって硬いか・柔らかいかの判断は、肩と腰の動きかたで判断ができます。

  • 腰が先に動き、肩が後から来る→硬い敷布団
  • 肩が先に動き、腰が後から来る→柔らかい敷布団

柔らかすぎたり硬すぎるのも腰痛には良くありません。
この方法を使って、自分に合った敷布団を見つけたいですね♪

また、腰痛持ちの方が敷布団を選ぶには、下記の記事も参考にしてください♪

腰痛持ちの自分に合う敷布団の硬さは?腰痛に良い敷布団の選び方

まとめ

いかがでしたか?このページでは、

  • 寝返りの回数によって、高反発敷布団か低反発敷布団を購入したほうが良い
  • 自分にあう敷布団は寝て試さないとわからない

をお送りしてきました。

自分に合う敷布団を探すのは大変なことですが、あなたの腰痛を改善してくれる良い敷布団と出会えることを願います♪

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