【睡眠コンサル執筆】敷布団が黄ばんでしまった!原因は一体何?黄ばみを防止する対策は?

「敷布団が黄ばんでしまった!原因は一体何?黄ばみを防止する対策は?」と思ってませんか?

黄ばみの原因として想像できるのは寝ている間の汗ですが、布団に入って寝ているので汗をかかないわけにはいきませんよね

特に蒸し暑い季節は布団が濡れるほど汗をかくので、シーツを敷いても敷布団に汗が染み込んでしまいます。

その他に黄ばみの原因があっても、どう対応すればいいかわからないものです。

それならば、敷布団が黄ばむ原因をよく理解して対策を施せばいいんです!綺麗な敷布団を保つことができれば、毎日心地よく眠ることができます。

自分が気持ちよく眠るためには、付着してしまった黄ばみを取る方法を試してみることが重要です。その方法を知ることによって、黄ばみを軽減することは敷布団を清潔に保つことにつながります。

この記事では

  • 敷布団の黄ばみの原因
  • 敷布団の黄ばみを防止する対策
  • 黄ばんでしまった敷布団を綺麗にする方

など、気になることを1つ1つ詳しくご紹介します。

自分にとって心地よい眠りを得ることができれば、体が楽になり毎日がハツラツとして楽しくなりますよ!

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敷布団の黄ばみの原因

敷布団が黄ばむ原因として思い浮かぶのは汗などですが、その他にも黄ばみの原因がいくつかあります。
黄ばみを発生させないためにはそれぞれの原因をしっかり把握し、黄ばみの素を作らないことが大切です。

敷布団の黄ばみの原因となる主なものは以下の3つです。

原因①寝汗や皮脂


敷布団が黄ばむのは、寝ている間にかいた汗や体から出る皮脂が敷布団に染み込んで酸化するためです。人間が寝ている間にかく汗はコップ1杯(200cc)と言われ、汗の中にはタンパク質や脂質、糖質、が含まれているのでとても酸化しやすいのです。

また、汗にはリポフスチンと呼ばれる色素も含まれるので、敷布団が汗を吸い込んだまま放置すると黄ばみが生じます。汗も皮脂もシーツを通り抜けて敷布団に染み込んでしまうので、放置すればするほど濃い黄ばみになって落ちにくくなります。

特に男性は皮脂の分泌量が多いので、こまめにシーツを洗っておかないと敷布団に皮脂がどんどん染み込んでしまいます。黄ばみの上に黄ばみが重なるとやがて茶褐色に変色し、敷布団を干すのが恥ずかしい状態になるので注意しましょう。

原因②シーツの洗剤洗い残し


敷布団に敷いているシーツを洗った際に、洗剤の洗い残しがあると敷布団に洗剤が移って黄ばみの原因になります。

古くなった洗剤が黄色っぽく変色しているのを見たことがないでしょうか?洗濯洗剤はさまざまな成分を化学合成して作られているので、空気に触れると酸化して黄色く変色します。

さらに注意したいのが、洗剤の洗い残しと大量の汗というダブルの原因です。シーツに洗い残しがある状態で大量の汗をかくと、汗に洗剤の成分が溶け込んで敷布団に染み込んでいきます。これにより、汗と洗剤という2つの酸化原因が生じて敷布団はますます黄ばみます。

原因③通気の悪い環境

敷布団に汗や皮脂が染み込んでもすぐに発散させることができれば黄ばみが生じにくくなりますが、そのままの状態で放置する時間が長くなれ黄ばみが生じやすくなり、徐々に落ちにくい状態になっていきます。

日当たりの悪い部屋や風通しの悪い部屋に敷布団を敷いて寝ていれば、染み込んだ汗や皮脂を発散させることが難しくなるので敷布団が黄ばみやすくなります。

また、フローリングや絨毯などの通気性が悪い床材の上に直接敷布団を敷いて寝ていると、敷布団の裏側から汗や皮脂が発散できずに黄ばんでしまいます。

敷布団の黄ばみを防止する対策


敷布団の黄ばみは毎日の対策によって防ぐことが可能です。ちょっとした手間はかかりますが、これだけでかなり黄ばみを抑えることができますので、早速実践してみましょう。

具体的な対策方法は以下の5つです。

対策①敷布団を天日に干す


天気のいい日は出来るだけ敷布団を干し、しっかり天日に当てて吸い込んだ汗や皮脂を蒸発させましょう。敷布団の黄ばみを放置すれば、湿気がどんどんこもって徐々にカビが発生しやすくなります。敷布団に日光を当てれば、湿気を蒸発させて敷布団を殺菌できます。

敷布団を干す場合は、染み込んだ汗や皮脂が酸化する前に干すのが重要なポイントとなります。酸化してしまってから干しても黄ばみが生じるので注意しましょう。天気が良い日の昼間に両面を干し、日が陰る前に取り込む習慣を付けると良いでしょう。

東京西川の公式サイトでは布団干しにベストな時間を紹介しているので、参考にしてみましょう。

引用:東京西川公式サイト

天気のよい日には寝具を日に干して、こもりがちな湿気を逃がしましょう。
時間は午前10時頃~午後2時頃までの間の約2時間がベストです。
午後3時を過ぎると空気中の湿気が多くなるので注意しましょう。

対策②朝起きたら敷布団の上にあるものを移動する


朝起きた時に掛布団を敷布団にかけたままにすると、通気が悪くなって黄ばみやすくなります。布団の中には汗や皮脂だけでなく、人間の体から出る蒸気もこもっています。朝起きたら敷布団の上にあるものを全て移動させる習慣を付け、敷布団の通気を良くすると黄ばみ対策になります。

敷布団が干せない日はそのままにして放置せず、枕や掛布団を移動させて窓を開け、布団の中を換気させるよう心がけましょう。

対策③除湿シートやすのこを敷布団の下に敷く


フローリングや絨毯の上に敷布団を敷いて寝ている方は、敷布団の下に除湿シートやすのこを敷いて敷布団の湿気を逃がすと黄ばみ対策になります。特に湿気の多い梅雨や結露しやすい冬は敷布団の下に湿気がこもりやすいので注意が必要です。

除湿シートは敷布団が吸い込んだ湿気をスポンジのように吸い取る機能を持っています。朝起きたら布団を干さずに除湿シートを干せば良いので、布団が干せない環境に住む方におすすめの方法です。

すのこを敷布団の下に敷くと、床と敷布団の間に空間ができるので汗や皮脂を発散させやすくなります。また、雨の日はすのこを立ててその上に敷ふとんをかけて室内干しもできますので、床に直接敷ふとんを敷いている方はぜひ利用を検討してみてください。

敷布団を販売しているふとんのつゆきでも、敷布団の下に除湿シートやすのこを敷く方法を推奨しています。

引用:ふとんのつゆき公式サイト

湿度の高い梅雨時期や、寒い季節はふとん内部と外気温の温度差により、敷ふとんの底面が結露しやすいので、敷ふとんの下に除湿シートやすのこマットなどを敷いて、結露防止対策をすることをおすすめします。結露の放置はカビが生える原因になりますので注意が必要です。

対策④通気性&速乾性のあるシーツを使う

敷布団の黄ばみを防止するには、通気性や速乾性に優れたシーツを使って汗や皮脂が染み込まないようにするのも良い方法です。汗をかき皮脂が大量に分泌されても、シーツがしっかりガードできれば敷布団に染み込みません。その為には、通気性と速乾性を備えたシーツを使う必要があります。

通気が悪く速乾性のないシーツを使うと、汗や皮脂が蒸発できずにシーツに染み込み、そのまま敷布団に染み込んでいきます。この状況を防ぐことこそが敷布団の黄ばみ対策になるのです。

対策⑤敷布団の向きを変えて使う

敷布団をいつも同じ向きで使っていると、同じ部分にばかり汗や皮脂が染み込んで黄ばみが濃くなります。定期的に向きを替えて一箇所だけが黄ばむのを防止しましょう。

敷布団の黄ばみやすい場所は、汗をかきやすい背中や腰に集中します。敷布団を干したら、上下や裏表を入れ替えて使うようにしてみてください。

敷布団の黄ばみの上に汗や皮脂がしみこむと、さらに濃い黄ばみが染み付きます。そのまま放置すると茶褐色のシミになって落ちなくなるので注意してください。向きを変えるのは毎日ではなく、1週間に1回程度でも効果的があります。

黄ばんでしまった敷布団を綺麗にする方法


既に黄ばんでしまった敷布団をそのまま使うのはあまり気分が良いものではありません。黄ばみは正しい方法で対処すればある程度綺麗に落とせます。

黄ばんでしまった部分を綺麗にする方法は以下の3つです。

①布団カバーが黄ばんでいる場合はすぐに洗う

敷布団にカバーを掛けている場合は、早めにカバーを外して洗いましょう。軽い黄ばみの場合は、洗濯機で洗うだけでかなり解消できますが、なかなか落ない場合は以下の方法で黄ばみを落としてみてください。

【用意するもの】
風呂の残り湯:適量
酸素系漂白剤:適量

 

  1. 風呂の残り湯を50度に追い焚きして酸素系漂白剤をお湯の量に合わせて溶かし込む
  2. 布団カバーを風呂の中につけ置きして1時間放置する
  3. 布団カバーを洗濯機に入れ、通常通りに洗濯をする

汗や皮脂が酸化して生じる黄ばみには酸素系漂白剤がとても効果的です。つけ置きは冷たい水でもできますが、50度以上のお湯を使ったほうが黄ばみが落ちやすくなります。

②敷布団そのものが黄ばんでいる時は中性洗剤と酸素系洗剤を使う

敷布団そのものが黄ばんでしまった場合、酸素系漂白剤に中性洗剤を合わせて黄ばみを落とします。中性洗剤とはエマールなどのおしゃれ着用洗剤です。

【用意するもの】
ぬるま湯:適量
中性洗剤:適量
酸素系漂白洗剤:適量
タオル:2枚

  1. ぬるま湯でタオルを濡らし、敷布団の黄ばみを叩くように拭く
  2. 中性洗剤と酸素系漂白剤をぬるま湯に溶かし、タオルに薄く塗って黄ばみの上を軽く叩き、そのまま2~3分放置する
  3. 綺麗なタオルをぬるま湯で濡らし、敷布団の洗剤を叩いて拭き取る
  4. 敷布団を天日に干して乾かす

敷布団は洗うことができないので黄ばみを完全に落とすのはほぼ不可能ですが、上記の方法によってかなり薄くすることができます。また、黄ばみの原因となる汗に含まれたたんぱく質は、熱湯ではなくぬるま湯で落としたほうが綺麗になるので覚えておきましょう。

③布団クリーニング業者に敷布団のクリーニングを依頼する

上記に紹介した方法で黄ばみを落としても綺麗にならない場合は、布団クリーニング業者に依頼して黄ばみをとってもらう方法を検討してみましょう。布団クリーニングの方法は、業務用の器具と洗剤でふとんを丸洗いし、しっかり乾燥させてくれるので布団がかなり清潔な状態に戻ります。

また、どうしても黄ばみが取れない場合は布団の生地交換を依頼することも可能です。黄ばみだけでなく布団のヘタリが気になる場合は、オプションで中綿を追加してもらうこともできます。布団クリーニングの費用はシングルで5000円~10000円が相場ですので、一度検討してみると良いでしょう。

布団クリーニングを請け負う布団リネット公式サイトでも、汗の汚れ落としには布団クリーニングが適していることを説明しています。

引用:布団リネット公式サイト

人は毎晩200mlコップ1杯の汗をかいていると言われています。つまり1年で73リットルもの汗をふとんの中でかいているのです。掃除機でダニやホコリは多少取れるかもしれませんが、汗の汚れまでは取ってくれません。ふとんの丸洗いなら中綿まで染み込んだ汗の汚れまですっきりと落とすことができるんです

敷布団の黄ばみを取って心地よい睡眠を!


敷布団が黄ばんでいると分かると、毎晩布団に入るのが嫌になってしまいます。
心地よい睡眠、質の良い睡眠は寝具によって大きく左右されますので、黄ばみを見つけたら出来るだけ早く対処して黄ばみを取るようにしましょう。

黄ばみが綺麗に取れたら、これ以上黄ばまないように毎日対策をすることも大切です。気持ちの良い敷布団で眠れば朝が今まで以上に快適になります。

 

 

 

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